思いがけず子供が喜んだ絵本から学んだこと
自分が何気なく借りた本に、子供たちがすごい喜んで、びっくりした体験をお伝えしたいと思います。
タイトルからして、子供がおかあさんにだいすきだよ、と伝える微笑ましいシンプルな内容かなと思い、借りてみました。
ところが内容は、子供がおかあさんに、いつもガミガミ叱るけど、こうしてくれると嬉しいのに、と訴える内容なのです。
例えば、
「おかあさんはぐずぐずしないではやくきがえて!おくれちゃうでしょ、っていうけれど・・」
「うわーすごい!ひとりでちゃんとできてえらいぞーっていってくれたら、ぼくね、おかあさんのこと、だいすきだよ」
と言った感じです。
これを最初に読んだ時、子供が親にああしてほしい、こうしてほしいっていうなんて、なんか変な絵本だな、と思ったのですが、、、なんと、私の横で子供は大喜びしてたのです。
子供たちは、我が意を得たり、という感じだったのかなと思います。
子供から見た世界、親への視点、というのを見た気がします。
私はコーチングを受けているのですが、後日この話をコーチにしたところ、この絵本の作者は物事の本質が見えていると言われました。
そう言われて、もう一度読んでみると、確かにこの内容は、コーチングで最も重要視される主体性、について書いてあるとも読めるのです。
ガミガミ言われて、仕方なくやる(受動的)のではなく、親と一緒に喜んで、前向きに(主体的)に行きたいという子供の本性が見事に描かれています。
この絵本、最後まで読むと泣けるので、ぜひ読んでみてください。